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塾に来ている中三のT君。いつもはうるさいくらい賑やかで、叱り飛ばしながら勉強させているのだけど、今日のT君は大粒の涙をぽたぽたこぼしてうなだれて私と私の母の前にいる。
両親が離婚、諸々あって今はおばあちゃんに引き取られているT君。
ただでさえいろいろと複雑な環境にありながら、この数日はまた家庭内の大変な嵐に見舞われてしまったT君。
T君にはちっとも非がないのに、大人たちがやったことでなぜこんなつらい思いをしなければならないのだろう。
本当は淋しいのにいつも明るくふざけて笑っている君の顔をこんなに曇らせてしまった大人たちの罪の重さを感じる。
受験を控えた大事な時期なのに、学校にも行けなくなってしまったT君。
動物が大好きだから、獣医さんになりたいって夢を持っているT君。
君を取り巻くこの家庭環境から脱却して自分の居場所を作っていけるのはね、結局は自分しかいないんだ。つらいけど、だからこそ、頑張ろうね。
母と相談して、勉強面でのサポートを別枠の個人授業でできるだけやってあげることにする。
Tくん、高校に進学していずれは受験のために予備校に行くとして、しばらくは高校の授業の理解と基礎固めの勉強まではみてあげたいと思う。
それともう一人、今来ている高2のM君。
高2の教科書も終わりころになると、そろそろ文法説明に時間がかかるようになってきた。
私自身が問題を解けるだけじゃ全然だめ。わからない生徒に噛み砕いてわかりやすい説明を、適切な例文を使ってできて、どんな質問をされてもすぐに返せないとならないということを実感してきた。
そんなこんながあって、そろそろまたもう一度、高校文法をきちんとやり直す時期かなと思い、手をつけ始めた。
そう言えば青山静子さんの本には、教えるためには、文法のテキストを10冊は解いて、どんな問題にも対処できるようにしなさい、とあったなぁ。10冊か・・・・うーん。できるかな。
文法のテキストなんか開いているのを見るとfrdは、そんなことより会話の勉強した方がいいんじゃない?と言うけれど、
私の第一目的は学校の英語の勉強につまづいている子のための助けになることなので、これでいいのだ。

正面は立派なまる小屋。

でも後ろは吹きさらし。
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